元雪組娘役 草笛雅子さん
宝塚歌劇特別講座「音楽の視点から」開催のお知らせ
甲南女子大学では2022年度エクステンション講座の一環として9月10日(土)午後1時からオンライン講座による「宝塚歌劇特別講座」を開催することになりました。
演出家の三木章雄氏と元専科の出雲綾さんをお招きして「宝塚レビューの世界の魅力」として第一回目を開講した「宝塚歌劇特別講座」、2回目は元雪組の一路真輝さんをゲストに「エリザベート」をテーマに、3回目は元星組の安蘭けいさんをお迎えして「宝塚歌劇と漫画」をテーマに、広く一般の方々に学内を解放して開いてきましたが、コロナ禍で中断、3年ぶりの再開となりました。
今回は学内での講座に来場してもらうというこれまでのスタイルではなく、全国の各地のご自宅からオンラインで参加してもらえるZOOMでのオンライン形式の講座になりました。
今回は、元雪組のプリマドンナ、草笛雅子さんをお招きして「音楽の視点から」をテーマに宝塚歌劇の音楽性についてお話をお聞きします。草笛さんは、宝塚草創期に一世を風靡した歌姫、草笛美子さんの姪にあたり、ご自身も雪組の歌姫として活躍、退団後は故浅利慶太氏に請われて劇団四季に入団、「キャッツ」や「美女と野獣」など数々の舞台でファンを魅了してこられました。その間ブロードウェーや中国で独特の発声法を習得、現在は自身の歌手活動にくわえて後進の指導など幅広く活躍されています。宝塚歌劇は女性が男役と娘役という性別を超えたパートを演じるのが魅力のひとつですが、その発声法も100年の歴史の中で少しずつ変わってきているようです。そんな変貌にいまのタカラジェンヌたちはどう対応しているのか。興味深いお話が聞けそうです。
聞き手は元甲南女子大学非常勤講師で演劇評論家の薮下哲司、司会は甲南女子大学非常勤講師、羽衣国際大学准教授の永岡俊哉がつとめます。受講生の方からの質問のコーナーも予定しておりますのでご興味のある方はふるってご参加ください。受講料は無料です。
参加ご希望の方は事前申し込みが必要です。申し込み受け付けは9月1日締め切りですが定員になり次第締め切りになる可能性があります。詳しくは甲南女子大学のホームページをご覧ください。
https://www.konan-wu.ac.jp/event/detail.php?id=3411